まわす ドライバー[ランク−C]キットで有ると便利な工具! まわす
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◎ドライバーの選び方
 基板だけのキットを作るうえでドライバーはあまり使いませんが組立の時に必要です。ドライバーにはプラスとマイナスがありますが最近はプラスのネジが多いようです。またドライバーもネジの相性(ネジの大きさで何種類かあります)やシャフトの長さでも色々あります。
◎プラス・ドライバー
  実際に選択する場合は下記の表を参考にして下さい。
 ・No.00 軸が75mm程度の小さな物が良い
 ・No.0  軸が100mm程度の物(但しあまり使用頻度は低い)
 ・No.1  軸が100mm程度の物(最近はケースもこの規格のビスを使う物あり)
 ・No.2  軸が100〜150mm程度の物(組立の場合この規格が主ですので必要)
        このドライバーだけグリップがクッションタイプの丸い物を推薦!
◎マイナスドライバーは規格があるがドライバー自体は各社自由に作っているようです。
  ネジの規格でいろいろあり適合ドライバーを選択するのは難しいようですので下記は参考までに。
 ・2.5x0.35mm 半固定抵抗等の調整、小さなネジ、ケース取り外しなど(便利品です)
 ・4.0x0.45mm 中くらいのネジ用(通常はあまり使わないかも)
 ・5.0x0.7mm  大きめなネジ用、ケースの取り外しなど(あると便利)

 参考:基板の中に半固定抵抗などのトリマを調整しなければならずこの場合小さいマイナスドライバが便利
<<ネジ径とドライバーの規格>>
プラス・ドライバー
マイナス・ドライバー
番号
ネジ径
備  考
溝幅
ネジ径
備  考
No.00 規格無しNo.0よりも小さいビス 0.6 2.3mm以下 2.5x0.35mm位が適合
No.0 2.0mm以下 写真機やメガネなどの子ネジ 0.8 2.5〜3.0mm 2.5x0.35、4.0x0.45mm位
No.1 2.0〜2.6mm 小さめの組立時に最適(最近増えてきました) 1.0 3.5〜4.5mm 5.0x0.7mm位
No.2 3.0〜4.5mm 通常の組立用(3〜4mmのビスでこれがベスト) 1.2 5.0〜6.0mm あまり必要なし
No.3 6.0mm以上 ここまで大きいと電子工作では必要ない 1.6 8.0mm以上 あまり必要なし
< 主なビスの適合表 >
ドライバー規格とネジのサイズ適合表を作りましたのでココで見てね!
ボタンで見られない時はココで見てね!
 <この工具の役割は何があるの?> 

◎プラスドライバー
・基本的にはこれしかない!
 プラスネジでの締め付けやゆるめて取り外す。
 つまり基板やケースの組立・分解の時に使います。
・半固定抵抗等の調整用(プラスタイプの物)
◎マイナスドライバー
・これもプラスと同じでマイナスネジ用です。
・マイナスはプラケースの取り外しに便利です。
 (番外編を参照してね!)
XX やってはダメ! XX

 どのドライバーもそうですがネジの頭のサイズはいろいろありますので適合したドライバーを使う事をお勧めします。
・無理に回すとねじ山が壊れてもう外せなくなります。
 (この場合はプライヤーなどでお試しを!)
・また大きいネジを小さいドライバーで回すとドライバーの先が欠けて使えなくなります。


<購入アドバイス>
 電子工作で基板を作る場合は必要ありませんが、出来上がった基板を組み立てる時には必ず使いますので準備しておきましょう。と言ってもドライバーであれば家を探せば出てくるかもしれませんね。
 また基板を製作した後で半固定抵抗などの調整にマイナスの小さい物があると便利です。但しトリマー(コンデンサー系)の調整には金属製のドライバーよりセラミックドライバーのような専用の物を使用してください。
 これ以外にもいろいろありますので各社ホームページで確認するか、部品屋さんに相談すると良いでしょう。
<購入方法>
<数回しか使わない場合> 組みドライバーなどを購入する(必要であればホームセンターなどで購入可)
<ある程度やりたい場合> プラスはNo.00,1,2でマイナスは2.5x0.35程度)
<本格的にやりたい場合> プラスはNo.00,0,1,2でマイナスは2.5x0.35/4.0x0.45/.0x0.7を各種
その他に精密ドライバーセットとセラミックドライバーなど
<チョットお勧め>
 半固定ボリュームやコンデンサーの調整はセラミックドライバーが推薦
プラスのNo.2はこのようなドライバーがお勧め(D−332−150byHOZAN)
 << 工具のサンプル写真 一覧表 >>
※この写真は各社のホームページより抜粋した物です(2003年10月現在)
標準タイプ
ソフトグリップタイプ
調整用タイプ




D-130〜D-155(+)

D-230〜255(−)
D-332-150(+)

D-331-150(-)
D-272(-),D-275(+)

D-29-100






DP-xx,DS-xx

DP-xx,DS-xx
DG-08

DG-09
DA-85(-),DA-88(+)

DA-01

DA-40
  <ドライバーの使い方番外編>
<プラケースの取り外し>  リモコンやプラスチック・ケースを外す時はこれが便利!
 プラスチックケースはネジで止まりそして上下がはめ込んで簡単取る事が出来ません。そこでマイナスのドライバー小が2本と大が1本あると結構楽に取れます。
 ・手である程度外しやすい部分を探しそこにマイナス(小)を差込み広げその隙間にもう1本入れます。
 ・少し広がったらマイナス(大)が入るまで頑張ります。
 ・その逆にマイナス(小)でまた同じく差し入れます。
 ・これを繰り返し場所を移動します。少しづつですがロックが外れていきます。あとは頑張ってください。
 注意・・・この方法ですとケースのロックが壊れたり、またケース自体も割れヒズミなどの恐れがありますので自分で対処できる範囲でやって下さい。(保証などの問題もありますので)
<調整用ドライバー>  半固定抵抗や半固定コンデンサー(トリマー)などの調整!
 調整用に使うドライバーはマイナスの小さいドライバーでも一応調整は可能ですがコンデンサータイプなどは調整ができない物があります。そこでセラミック調整ドライバーなどがお勧めです。
 ・半固定抵抗・・・セラミックドライバー(ドライバーの頭が回転するタイプが推薦)
 ・コンデンサ用・・セラミックドライバー、高周波ドライバーなど
 ・多回転抵抗・・・外側がそのまま覆われて中にマイナスが付いているタイプ(DA-40など)
 ・コア用 ・・・・コア調整用ドライバーがあります。(何本かセットになっています)
 参考・・・通常はセラミックドライバーのマイナスがあると便利です(DA-85,D-272など)
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