吸う ハンダ吸取線[ランク−B]キットで有ると便利な工具! 吸う
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◎ハンダ吸取線の選び方
 通常キットを作るうえでハンダ吸取線は使わないことに越したことはないのですが、部品の交換などにあると大変便利な工具(使い捨てですけど)です。こんな時に使います。
 部品の付け間違えの場合、部品の方向(極性)を間違えた場合、部品が不良時での交換、ハンダ付け作業でのイモ半の修正などいろいろ考えられますのでぜひ準備しておくと良いでしょう。外すときのコツは何回か吸っていると慣れてくるでしょう。(あんまり慣れたくないですけど、これも経験の1つとして習得しておきましょう)
<ハンダ吸取線の使い方>
1.ハンダを除去したい所の上にハンダ吸取線をのせる。
2.その上からハンダごての先にある斜めの部分全体でチョット押さえつける感じで押します。
3.しばらくすると吸取線が暖まりその後、基板のハンダも溶け吸取線に吸われます。
(部品が取れればハンダを完全に取る必要はないよ)
4.これで終了ですのでが吸取線のハンダが吸った部分はもう使えませんのでニッパーで切っておきましょう。
 (すぐに吸取線をさわるとヤケドしますので冷えてからにしましょう)
 この場合ハンダごての温度が変えられる場合は高めにします。また何回か練習するとコツがつかめるでしょう。小さいハンダごての場合は吸取線自体が暖まらないので上手く吸えないかも知れません、この場合はすぐに諦めましょう。1ランク上のハンダごてを準備するか、手動式ハンダ吸取器だと上手くいくかも知れませんよ。
<手動式ハンダ吸取器の使い方>
1.手動式ハンダ吸取器をセットし持ちハンダの吸いたい所に待っていき斜めにしてスタンバイします。
2.ハンダを除去したい所にハンダ吸取器のすきまからハンダごてをつけハンダを溶かします。
3.あせってはいけません、この状態でしばらく全体をあたためハンダごてを外したらすぐにスタンバイしておいた吸取器を垂直に立てON
4.上手くいけばハンダが取れているはずです。
(部品さえ取れれば完全にハンダを除去しなくてもOK)
 ハンダごてと吸取器の絶妙なタイミングを必要のなくなった基板で何回か練習すると良いでしょう。またコテ先の温度は少し高めが良いでしょう。もし調節が出来ない場合は1ランク上の少し大きいハンダごてを準備するのも良いでしょう。
<ハンダ吸取線の選択法>
 ハンダ吸取線はな種類か有りますが違いは単なる吸取線自体の幅が違うだけです。細かいところようから大きいところ用までですが2.5mmのタイプが1個あると十分でしょう。(1.5m入りで300円位です)

<ハンダ吸取線のしくみ>
 ハンダ吸取線は細い銅線を編み込んでありそれにフラックスがしみこませてあります。幅のサイズが何種類かありますのでキットにあった物を購入しましょう。片面基板の時はこれでバッチリです(うまくやれば両面のスルーホールも吸えますが・・・)
<ハンダ吸取器(注射器タイプ)のしくみ>
 ハンダ吸取線ではなく注射器の吸い込みを利用してできているハンダ吸取器があります。もちろん吸取線の10倍くらい高価です。慣れてくれば両面基板のスルーホールなどのハンダ除去も可能かも知れません。
<参考>
 本格的なハンダ吸取器という物がありますが大変高価なのでたまにしか使わないのであれば、やはりハンダ吸取線が一番お得でしょう、でもチョット基板が汚くなりますけど・・・。
 <この工具の役割は何があるの?> 

・ハンダを吸い取る為の工具?です。
XX やってはダメ! XX

 できそうもない大きな部品やハンダ吸取線でハンダが取れない限界の場合は速やかに止めましょう。基板が汚くなるだけでなく基板のパターンも剥がれて大変なことになちゃうよ。

<購入アドバイス>
 ハンダ吸取線は2.5mm幅の物で十分です。1巻300円位ですのでぜひ揃えて置いた方がよいでしょう。
たっぷり入った15mタイプもありますがそんなに使わないでしょう。

 これ以外にもいろいろありますので各社ホームページで確認するか、部品屋さんに相談すると良いでしょう。
<購入方法>
<数回しか使わない場合> ハンダ吸取線は安いのでハンダごてと一緒に購入しよう。
<ある程度やりたい場合>  同上と手動式ハンダ吸取器もあると便利でしょう。
<本格的にやりたい場合> ハンダ吸取線のほかに予算があれば本格的な電動ハンダ吸取器がお勧め!
<チョットお勧め>
 ハンダ吸取線の他に手動タイプ(注射器型)のハンダ吸取器があります。標準品でも3000円くらいでありますので1本どうでしょう。と言ってもこれも吸い取りにコツが必要ですので購入までにはご検討を・・・。大きさが色々ありますが大きいほど吸入量が多いはずですが大きすぎても手に余すのであれば意味がないので購入時は検討してみてください。
 もっとすごいのがハンダ吸取器ですね価格も2万からと高額ですが一度使うと手放せません。両面基板などのスルーホールでも簡単にハンダが除去できます。ハンダ吸取器は次に使うときのことを考えて、いつも整備は万全にしておきましょう!
 今後、写真なども追加していく予定です。
※この2点はハンダ吸取線と違い基板が汚れない、吸った後がきれいなどの利点もあります。
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※この写真は各社のホームページより抜粋した物です(2004年6月現在)
ハンダ吸取線
手動式ハンダ吸取器
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